ドリーム燃料(人工石油)は怪しい?製造コスト、論文、効率、安全性、イベント中止

ドリーム燃料

出典:ドリーム燃料 | 株式会社アイティー技研

最近、ドリーム燃料が話題となっているが、果たして本物なのだろうか、にわかに信じられない・・・

そんな方が多いのではないだろうか。

ドリーム燃料が怪しいと言われる理由7つを以下にまとめてみた。

ドリーム燃料(人工石油)が怪しいと言われる理由

①製造コストが高い

ドリーム燃料の製造には、水素や二酸化炭素などのエネルギーが必要となる。

そのため、製造コストがまだ高いのが現状である。ドリーム燃料の製造コストを下げるためには、水素や二酸化炭素などの原料の製造コストを下げることや、製造過程で必要なエネルギーの効率化を図る必要がある。

ENEOSなどでもCO2から燃料を合成する製造装置の開発が行われているが現時点では1Lあたり700円ほどコストがかかるようだ。

ドリーム燃料は1Lあたり14円で作れると言われているがとても信じがたいことである。

②製造装置が高額である

ドリーム燃料の製造装置は、1台あたり数百万円から数千万円の価格で販売されている。

一般の人には手が届きにくい価格であり、詐欺や誇大広告の可能性を疑われる要因となっている。

③論文が査読を通った学会論文とは思えない

一番怪しいのが、

活性酸素の存在下において、二酸化炭素を還元させる方法

である。どういった種類の活性酸素なのかが特定できない。

しかもそれで「二酸化炭素を還元」となると、化学の一般常識的(酸素はほとんどの場合酸化剤として働く)にはもう少し詳しい説明が必要と考える。

石油が酸素によって酸化されることでできた二酸化炭素が、同じく酸素を使って還元されると書いてあることから、常識的には起こり得ないと考えられる。

④効率が低い

ドリーム燃料の製造には、水素と二酸化炭素を合成する際に、エネルギーを消費する。

そのため、製造から燃焼までのエネルギー効率が低く、コストがかさむという問題がある。

⑤安全性への懸念

ドリーム燃料は、水素と二酸化炭素の混合物であるため、爆発の危険性が指摘されている。

また、水素は可燃性であり、漏洩した場合には火災や爆発の原因となる可能性がある。

⑥情報の一貫性がない

ドリーム燃料の製造装置の貸し出しについて、関連会社間で情報が一致していない。

一方の会社は貸し出しを予定していると発表しているのに対し、他方の会社は貸し出しの予定は全くないと述べている。

⑦ドリーム燃料装置の見学会や講演会などのイベントが次々と中止となった

アイティー技研が主催した見学会や講演会は、「参加者が多くなりすぎた」や「今中代表の体調不良」により急遽中止となった。

これらの事情により、一部の人々に不信感を抱かせる結果となった。

ドリーム燃料の口コミ

結局、コスト的に見合わないということのようです。

ドリーム燃料は、一次エネルギーではなく、二次エネルギーです。

例えば電気を使って石油系のエネルギーに変換すれば、エンジン自動車のようなものにも使えるということになりますが変換効率が低いので、コストが高く実用化にならないということになります。

「超安いドリーム燃料ができてるのに政府や上級国民の利権や癒着で使えないんだ!」ってのを見かけたんだけど、車に入れる燃料にかかってるいくつかの税金の中には『公道を走って良いよ』って許可するための税金も含まれてる。課税されてない燃料で公道走ったら違法。

ドリーム燃料(人工石油)とかどうなってんの?リッター11円とかそれで発電所のタービン回したら電気代も下がるやろ。何でも京都大学の今中教授が開発したとか。石油産出国にとっては死活問題になるやろな。アメリカ様も。

ついに「水」と「二酸化炭素」から、「人工石油」を作り出せるようになりました。
もしもこの石油が、世の中に出回れば、1リッター約10円くらいでガソリンが造れるようになるそうです。

現実問題として、日本人は、人工石油は使用できません。この問題の本質に、一刻も早く、私たちは気がつく必要があります。別の者に特許を取得されて、この「人工石油」が値上がりする前に。

昔三洋電機が開発した「洗剤の入らない洗濯機」は飛ぶように売れた
だが、その後生産は廃止になり闇に葬られた 要は賢い日本人が開発したものが大ヒットされたら困る黒い奴らがいる、ってことですね。

バイオ燃料を軽油の代替品として販売する場合軽油相当の税がかかるので、仮にドリーム燃料を販売した場合同様に税がかかるので税金を理由に国が動かないや妨害しているというのはありません。

既得権益者については、ガソリン等の販路を持っているのは大手石油企業なので、ドリーム燃料を普及させようとすると大手石油企業の協力が必要になりますし、国内で作れた方がタンカー等の輸送コストが無くなり、為替や国際状勢に影響されず安定して供給できるようになるので妨害する理由が存在しません。

特許については光触媒の特許はあっても別の名目の特許なので関係ないものを持ち出されても意味ないですし、1時間に120L作れるなどと話しながら連続稼働はしておらず、実際に同じことをして製造できるか第三者の検証もない状態なので、他の詐欺と大差ない状況です。

これが本物としても、導入するには、石油精製メーカーと国との、国策にならないと、導入できないですね。また、かなりの設備投資が必要ですね。

レンタル費用50万円÷20円として 25000ℓ生成してやっと50万円 製作にも水道光熱費、人件費、その他機材がかかるわけで、実際には、月100トン単位で作らないと行けませんね。

ドリーム燃料は、未来のエネルギー解決策となる可能性を秘めている。

現在はまだ多くの課題があるが、その解決に向けた研究開発が進められている。

この新しい技術が、私たちのエネルギー問題を解決し、持続可能な未来を実現することを期待している。

まとめ

以上の7つの理由から、ドリーム燃料に対する疑問が生じている。

これらの情報は、ドリーム燃料の真偽を判断するための参考となるだろう。