フローレンスは怪しい?宗教、会長、寄付、メール、ベビーライフ事件

フローレンス

出典:フローレンス

フローレンスは東京都千代田区に本部を置く認定NPO法人で訪問型病児保育事業を中心に子育てに関する保護者の悩みに寄り添った事業を展開している。

事業内容は病児だけにとどまらず障害児保育、ひとり親家庭支援、特別養子縁組斡旋事業等、多岐に渡る。

「フローレンス」で検索してみると「駒崎 正体」「公金」「怪しい」「寄付」「詐欺」という声がある。

ここでは認定NPO法人フローレンスが怪しいと言われる7の理由について述べていくこととする。

フローレンスが怪しいと言われる理由

①会長の駒崎弘樹について

NPO法人フローレンス会長の駒崎弘樹は日本の社会起業家で2022年9月より現職に就いている。

厚生労働省の事業である「イクメンプロジェクト」の座長を務めていたり、メディアの出演も過去に多数あり、業界での知名度は高い。

親子断絶防止法案や離婚後共同親権に反対していることなど子供の権利を守ることを重視していることから既存の子育てを肯定する人々からの批判も多い。

②公金の行方は?

令和4年度に公表されている事業報告書によると事業費の総費用は約38億円と規模は大きく役員報酬も他法人に比べて高いにもかかわらず保育士の求人はそれほど好待遇とは言えない。

また、こども宅食事業等の貧困層向けに集められた資金が適切に配分されていないという批判も出ている。

福祉に充てられている予算に対して効果が出ているかどうか疑問を持つ声も多い。

③フローレンスに寄付するには?

都度の寄付のみならず月額1,500円からのマンスリーサポーター制度、CSR活動の受け皿、遺贈・相続財産の寄付まで幅広く受け付けている。

これも先述のとおりひとり親家庭等の貧困層に対し、寄付の恩恵が十分に行き渡っていないとの批判が多い。

また、寄付を募集するホームページでは寄付金控除について詳細な説明がなされており、損金算入や所得控除をアピールすることにより多額の寄付をすると大きな得をすると錯覚しそうな内容になっている。

④フローレンスからのメール

フローレンスを名乗り寄付を募るメールが確認されており内容も「あなたの寄付が、社会を変える一歩になる!」等もっともらしい文言で子供達を救うための寄付を求めており、本物との区別がつきにくいものとなっている。

規模の大きい事業を展開しているためこのようなメールが出回るのも仕方がないところでもあるが現在フローレンスのホームページ上で重要なお知らせとして注意喚起をしている。

⑤ベビーライフ事件について

この事件は2011年から2019年の8年間で日本から国際養子縁組で海外に養子に出された少なくとも336人が人身売買の恐れがあると指摘されているにもかかわらず、代表者が消息不明になっている事件だ。

このベビーライフとフローレンスが共同して「日本こども縁組協会」を設立しており駒崎氏はその中心人物である。

まだ真相は分かっていないことも多く、説明責任があるのではないかとの批判の声も多い。

⑥実態は宗教?

yahoo検索でフローレンスを入力すると「フローレンス 宗教」という予測検索が出てくる。

規模が大きく多くの子供達とその親を救ってきた実績もあり妄信的に駒崎氏を信奉する人が多い。

⑦ふるさと納税をうまく利用

NPO法人が寄付を受けた場合原則として物品等え返礼することは禁じられているがフローレンスはふるさと納税を利用した寄付のスキームを作ったことにより寄付に対するハードルを下げ、多額の寄付金を集めることに成功している。

これを「特権的地位」を利用した活動であると批判されている。

フローレンスの怪しいと書き込まれた口コミ

NPO法人ということで、多くの給与は出ないと事前に知っていましたが、事前に知らされていた業務量を遥かに超えた勤務となり、とてもワークライフバランスがいいとは言えない会社でした。

しっかりと仕事をこなしている人ほど損をする、バカバカしいぐらい低い給料で膨大な仕事をさせられる、という状況になっています。

ポピンズ、区の居宅内保育で長らくお世話になりましたがさすがのポピンズという感じでした!後病児でフローレンス使っているのですが、こちらも行き届いております。

フローレンスは最近病児以外も受け付けているみたいです。

禁止されている「政治活動」に該当しかねない、駒崎氏による特定候補者の応援への団体としての後押し。

自ら適用を宣言する「NPO法人会計基準」に基づく情報公開の不履行。

立法趣旨に照らすと明らかに不適切と思われる組織体制構築

NPO等で活動する方々の土台には立場の弱い方々を憂う気持ちがあるのは確かだとは思いますが、金と権力が人を変えることは歴史が証明しているわけですから、これは非常に罪作りなことです。

補助事業を自社の勢力拡大に利用するのは禁止されている事項であり、不適切です。

休眠預金活用事業は駒崎氏の一人が呼びかけ人となって実現した制度ですが、情報公開のあり方としてはこれでいいんでしょうか?

「政治活動」が悪い意味で結実し、不公平な公金分配が行われているのでは?

CEO・会長なる「なんか偉そう」な肩書きで企業の顔として活動するのであれば理事となるべきですし、そうでないならば肩書きを外して活動するべきです。

利用する顧客からの不満はごく少数だったが組織体制や職員の待遇面で疑問の声が多かった。

フローレンスは子育て関連の事業を通じて社会貢献をしており、たくさんの保護者や子供を救っているのは事実である。

特にひとり親家庭や共働きの保護者にとっては渡りに船のサービスが多い。

病児保育については料金は2,000円で1日預かりでかつ診察もしてもらえる。

代表の駒崎氏も親子の笑顔を妨げる社会問題を解決することで新しいあたりまえを生み出したいとメッセージを発しており、その実現に向けた活動を続けている。

今後もその活動を注目したい。