出典:ひやっしー
CO2回収サブスクと呼ばれる世界最小のマシーンひやっしー。
こちらをお部屋に置くと二酸化炭素を回収してくれるので、地球温暖化の抑制に寄与するという!
この技術は製作者の一般社団法人・炭素回収技術研究機構(東京、村木風海氏〈かずみ〉代表理事・機構長)が高校二年生の時に発明したといい、”ひやっしー”というポップな名前と共に話題となっている。
ひやっしーが怪しいと言われる理由
①CO2削減効果はない?
装置について削減効果はないと批判の声が上がっている。
ホームページには吸い込んだ二酸化炭素のうち60%〜80%も回収することができると記載はされているが、技術の信憑性に疑問を抱く人が多く、科学的な裏付けや具体的なデータが公開されていないため、本当にCO2を効果的に回収できるのか不安視されている。
②過度な宣伝
家に置くだけでCO2削減といった安直な宣伝内容であることから、実際の効果に対して過度な期待を煽っているのではないかと感じる人が多いみたいだ。
広告やメディアでの露出が多いと逆に怪しさを感じさせる理由となる。
③製作者は見せかけ?
制作者の村木風海氏は東京大学中退のため、学士号を貰ったわけでもなく、研究どころか論文を書いたこともないという。
リサーチマップのアカウントすら持っていないのに「科学者」と言っていいのかと批判が集まっている。中にはただの自由研究と揶揄する声もあるようだ。
④高すぎる価格
ひやっしーの価格設定が他の同様の技術製品と比べて異常に高いという。
地球に与える影響を考えれば安いと感じる声もちらほらありそうだが、とはえい年間64万~最大90万円ともなると高いサブスクとなるだろう。
具体的なコストがどの程度のものなのかイメージしづらいのも怪しいと言われる要因のひとつだろう。
⑤販売元の信ぴょう性
一般社団法人・炭素回収技術研究機構の実績や信頼性についての情報が不足している。
代表理事である村木風海氏の経歴は注目されているが、機構自体の過去の実績や信頼性に対する情報が公式ホームページを確認するも非常に情報が少なく簡易的と感じるため、怪しさを漂わせている。
⑥口コミがない
2022年1月26日から販売されているにも関わらず、口コミやレビューがほとんどない。
これは、製品の効果が実感しにくいからではないかと疑われている。
⑦メンテナンスの必要性
CO2を回収するという特殊な機能を持つため、定期的なメンテナンスが必要だが、その詳細な方法やコストについての情報が不足している。
これでは光合成をたくさん行う植物を置いたほうがマシではないかと言われている。
ひやっしーの口コミ
ひやっしー、メディアが持ち上げて最終的にその空虚な人を潰すの、またやるんかって感じ(小保方氏、登山家の栗城氏)
ひやっしーの件、本人もそうだけど、正直東大の称号を与えてしまった推薦入試の試験監が最も戦犯だと思っている
世界中の植物がほっといても勝手にやってることを手間暇かけて金も時間もかけて電力も使って超非効率にやってるだけ
CO2回収技術自体には需要はあるけど、ひやっしーのような強アルカリ溶液を使うのは回収・分離の効率が悪いし、既にもっとエネルギー効率の良い既存技術がある中で子供の頃からの(恐らく将来性はない)研究に執着してしまうのは「エコ」ではないと思うの。
ひやっしーの人、科学リテラシーがある人は騙されないけど、多くの一般人はなんか凄い奴みたいに認識されてそうで、なんかその境界線に金儲けの種があるんだろうなと思う。どうやって自分をブランディング化して、嘘を付かない(嘘付いてるけど)ギリギリのラインを狙うかは見てて、ほーんと思う。
環境問題にちゃんと取り組もうとしている人を支援するのは良いと思うのだけど、「ひやっしー」のように最初から環境問題の解決策としては無価値な自由研究に情熱を注いでしまう村木風海氏をなんで周りの大人達はただ称賛するばかりなんだろ。東大に入る実力はあるのに才能の無駄遣いだと思う。
科学的な正確性や,客観的な伝え方,研究への姿勢を学ばずに詐欺まがいの研究で金と知名度を稼ぐひやっしーへの怒りが沸々と湧き上がる。
逆にひやっしーのおかげで「学歴や学位のみで評価せずちゃんと中身を見ようね」という価値観が広まるかもしれない
ふなっしーは印象がすごく良い。ひやっしーは印象がすごく悪い。
ファンを回す電気、溜めた少量のCO2を回収するのにかかるエネルギー
そう言うの考えると大規模な装置でやったほうが効率的
このように”ひやっしー”について、怪しいと疑問の声が多く寄せられている要因として、製品の科学的裏付けや具体的なデータが不足していること、また過度な宣伝や製作者・販売元の信頼性に対する懸念が理由となっている。
信頼を集めるためにまずは科学的根拠に基づいた情報の提供と証明が必要になってくるだろう。
しかし一方で、村木風海氏が高校生の時に発明したこの技術は、若者の革新的なアイデアの一例として注目を集めており、環境保護のための技術として将来への期待は大きいものとなっている。
成功すれば、地球温暖化抑制に大きく寄与する可能性があるため、今後の進展に期待したいところだ。