有楽町かきだは怪しい?外国人観光客、店舗移転、修業0日

有楽町かきだ

出典:有楽町かきだ|食べログ

有楽町かきだが怪しいと言われる理由

①集客を外国人観光客に焦点を当てている

口コミやメニューを調べると以下の内容が発信されている。

お土産には外国人にも受けそうな食器類や割烹着がある

食べ放題コースだが量が多いのでおかわりができない

牛肉が脂こい。ウニがくさいのようだ。

英語対応可

最近は円安により日本旅行が安くできることから、外国人観光客が多く訪れているようだ。

東京は人や観光地も多く、交通機関も発達しているため集客が見込めると考えられる。

それらのメリットを活かして、日本に旅行に行った印象が強く残る食器や割烹着をお土産として注目を上げているようだ。

食事のコースメニューの量が多いのは、外国人に合わせていると考えられる。

例えば、欧米人は日本人と比べて体格や身長も大きく、食べる量が多いのは明らかだ。

また、日本食の経験が少ない外国人であれば、素材のレベルを下げたとしても、日本式接客で満腹に食事を終えることができたら満足度が上がるだろう。

居酒屋で英語対応可能は外国人にかなりメリットがあるようだ。

英語が話せない状態で海外旅行に行った人なら分かると思うが、海外で言葉が通じたらもっと旅行を楽しめたと後悔をした人もいるだろう。

日本語が話せない外国人にとっては、英語対応可の店舗は料理の質よりも優先されることかもしれない。

②インフルエンサー向けに映える商品を提供し、集客を狙っている

店舗紹介サイトや口コミを調べると以下の内容が発信されているようだ。

豊洲市場にて数百キロサイズの鮪を1本買っている

創業者は、お寿司の修行経験0で店をオープンしたようだ

ディナー14000円~、ランチ11000円~、高い料金設定

ハーゲンダッツのミニカップが食べ放題のようだ

クラウドファンディングで当初の目標金額100万円を大きく上回る5,200万円(達成率  5200%)

これらの情報から話題を集めやすい要素がたくさんあるようだ。

この状態で人気のあるインフルエンサーがお店を紹介すれば、SNSを通じて全国あるいは世界中に宣伝されることになるだろう。

鮪の一本買いや寿司職人修行経験0、ハーゲンダッツ食べ放題など一般的な飲食店では真似できない個性を出すことで、インフルエンサーが注目して、お客さんが多く入るだろう。

集客が大幅に増えることで料理の質が低くてもカバーできるのではないと考えられる。

③店舗移転で料理の質が低下?

店舗紹介サイトや口コミを調べると以下の内容が発信されているようだ。

移転前は高級なネタや美味しいお酒があった。移転後家賃が上がったからか寿司のクオリティが下がったように思われる。

移転後は素人が握っているようなクオリティ。

移転前は6席のカウンターのみ、移転後は最大で140人可能。

コースの途中でにおいの強い納豆鮨が提供され、以降の料理の味が分からなくなる

移転前の6席カウンターはお客さんとの距離が近く、調理しているところを間近に見られるために、1つ1つ丁寧に作業することで料理の質が高かったと考えられる。

移転後の最大140人対応することを考えると、非常に多忙になると考えられる。

英語対応可能なスタッフも限られる中、素人のスタッフを働かせる。

この状態で質の悪い料理をごまかすには、においの強いものを食べさせて、味覚を麻痺させる。

よく考えられているようだ。

④素人なりに頑張っている

店舗紹介サイトや口コミを調べると以下の内容が発信されているようだ。

握り手がビニール手袋をして握るが素人レベル

軍艦巻きはカウンター内でシャリマシーンを使用する

全ての料理がしょっぱく感じる

創業者の蛎田氏は、寿司職人の世界で言われる「飯炊き3年、握り8年」と言われるところを修業歴0日からオープンした

寿司職人の修行を時間をかけて行った人と、修業0日から開店させた蛎田氏では、表面的な見せ方や話題性を引き出す能力はあるにせよ、きめ細かな対応力や料理の質は日本人には、見透かされてると考えられる。

その点からも、このレベルで満足できる層は外国人観光客であり、上手く狙っていると考えられる。

まとめ

1~4の理由から客層を外国人に焦点を当てることで、サービスの形態が変わり、食やサービスに敏感な日本人として不信感を抱き始めたきっかけになったのでしょう。

しかし、クラファンで目標額の5200%を超えて、全国に知名度を短期間で伝えた結果は誰もが真似できることでは無い。

話題性があるからと期待度を高めて来店するよりは、蛎田氏のバックグラウンドやお店のメニューを予習して、食事を楽しむ方が学びになるのではないかと思う。

以上のことを筆者は推測する。