ファスティングを試してみたいと思って検索すると、エステプロラボと出てきます。エステプロラボとは何の会社かご存じですか?
エステによく行かれる方ならご存じかもしれません。オリジナルの美容商品の販売、エステサロンの運営などを行っている会社です。
2022年には68億円も売り上げる大規模な会社ですが、口コミでは怪しいと書かれていることもしばしば。効果を実感している人が大勢いるのに、なぜ怪しいと言われるのでしょうか?
エステプロラボが怪しいと言われる理由をまとめました。
エステプロラボが怪しいと言われる理由
①悪い口コミがあるから
美容系大手口コミサイトでエステプロラボについて見てみると、良い口コミもあるが、悪い口コミも一定数あります。内容は効果の有無について書かれていることがほとんどです。
例えば良い口コミが書かれているのは、フェムウォッシュというデリケートゾーン用のボディソープです。口コミの内容はこちら。
「泡で出てくるので使いやすい」
「香りがきつくなくちょうどいい」
悪い口コミはさまざまな商品にありましたが、ほとんどが「効果を全く感じられない」というものでした。フェイスマスクは「質が悪く全然保湿がされない」という口コミがありました。
また、これらの商品を購入するためには、個人情報を入力して会員登録が必要となるそうです。
定期購入なら会員登録も納得できますが、1回の購入にも会員登録が必要なのは、個人情報が流出してしまいそうと不安に感じてしまいます。
②偽物が売られているから
正規以外の場所で購入する場合は、偽物の可能性があるので気をつけなければいけません。転売サイトはもちろん、楽天やAmazonなどの大手通信販売業者にも偽物が売られていることも。
酵素飲料のハーブザイムR113 グランプロという商品は、サロンでカウンセリングを受けなければ購入できない商品なので、インターネットで販売されているものは偽物や類似品です。
エステプロラボの商品はサロン専売品という扱いになり、契約を結んでいるサロンである正規代理店と直営店のみで購入することができます。
偽物が出回るということは、 需要があるということでもあります。
しかし反対に、本物の効果が強くないため、パッケージだけじゃなく中身も簡単に真似して作ることができてしまうのかもしれません。
こだわって商品を作っているはずなのですが、簡単に真似できてしまうのは疑ってしまいますね。
③代表が怪しげだから
エステプロラボの公式ホームページに代表の写真が載っているのですが、 不敵に微笑む年配男性は怪しげな雰囲気が漂っています。
代表の名前は佐々木 広行さんという方です。この方は早稲田大学卒業後、セコム株式会社に就職、退職後フリーペーパー事業で起業をした方です。 昔から美容関係の仕事をしていたわけではないそうです。
起業から4年後、エステサロン事業に進出し、10年間で国内12000店ものサロンに商品を提供するようになりました。
6年後の2018年には内面美容や予防医学、ファスティングなどを研究する学術団体を設立。そこからファスティングマイスターや、妊活マイスターなどの専門資格者を輩出しています。
この学術団体には医師や学識者、美容家などが関わっているようですが、国が認定している資格ではないので、利用するのが怖いという方もいると思います。特に、妊活は人に相談できず悩んでいる方も多く、このような企業独自のサポートを利用してしまう人も少なくないと言います。
エステプロラボの商品で妊活を始め、うまくいかなかったら次はコレなどと、どんどん新しいものを薦められそうで不安です。
④米ジャパンタイムズで紹介されている
米ジャパンタイムズと聞くとアメリカの新聞かと思いがちですが、ジャパンタイムズは日本国内で発行部数が1番多い、国内英字新聞です。
エステプロラボは、ジャパンタイムズに2度紹介されているとありますが、紙媒体が衰退している時代、若い世代への告知方法としては大きな効果は発揮しないでしょう。
つまり、紙媒体を読む世代がターゲットということです。昭和から平成生まれの30代~40代女性は、年齢とともに肌や体系などの悩みが増えていきます。その悩みを解決できると謳い、顧客獲得を狙っているのだと思います。
⑤メジャーリーガーがブランドアンバサダー
プロ野球選手の前田健太選手が、エステプロラボのブランドアンバサダーを務めています。 どのような繋がりからブランドアンバサダー就任になったのでしょうか。
前田健太選手は、エステプロラボのファストプロウォーターを愛用しています。プロ野球選手として体のケアは欠かせません。そのためにエンドウ豆のプロテインなどエステプロラボのオリジナル商品も日頃から使用しているとのことです。
また、遠征先の食事で十分な栄養素が取れないときも、エステプロラボの商品を持ち歩くことでいつでも気軽に栄養補給でき、足がつらなくなったり、疲れが取れやすくなったり効果を感じているようです。
これだけ良い商品なのであれば、他のプロスポーツ選手も愛用していそうな気がしますが、あまりスポーツ業界で話題になっていないのは、体質的にあわない人もいるからなのかもしれません。
⑥離職率が高い
Googleのオープンワークに、離職者たちのコメントが載っています。中には離職率が高い職場と書かれているものもありました。
残業が多く、最初から給料に残業代が含まれているため、 頑張っても給料は上がりにくい制度 とのこと。 また、代表や会社のトップたちが夢を語り、それを実現させるために、社員たちを洗脳しようとしていたとあるので、賛同できずにやめる方も多かったのかもしれません。
美容業界は憧れの業界です。若い女性は知らずに就職してしまい、利用者の美への要望をかなえるために、自分を犠牲にしなければならないこともあったかもしれません。
良い商品を作る会社は、商品価値が良いだけじゃなく、社員にもさまざまな形で還元したり、社会貢献をしているところが多いです。
⑦講習だけで取り扱える
エステプロラボの商品を取り扱うための講習があります。しかし、これはエステプロラボ独自の講習です。
化粧品だけなら使用方法は簡単ですが、ファスティングとなると、間違ったやり方をすると健康被害が出てしまうこともあります。なので、しっかりと勉強をした人の指導の下で行いたいですよね。
エステプロラボでは1日に5.5時間の講習を受けるだけでファスティングのプロになれてしまいます。
サロン勤務の方ならば、基礎知識があり問題ないかもしれませんが、全くの未経験者が受講し、短時間の受講だけで人にファスティングを指導できるようになるというのがとても不安に感じました。
⑧取扱店舗が限られている
販売許可をもらうためには、4つの工程があります。これをすべてクリアしなければ、登録サロンになることはできません。
- 審査をパス
- 必要書類を提出
- 店舗にエステプロラボのスタッフが来店し、営業実態に関するヒアリングを実施
- 登録講習を受講
悪用を防ぐために、しっかりとした流れだとは思いますが、エステプロラボをどうしても使いたいというサロンしか申し込みをしない仕組みではないかと思います。
もっと身近で購入できると、気軽に試せ、認知度も上がり安心感も上がるように思います。
⑨目に見えない効果は実証しづらい
美容系の商品、特にサプリメント等は目で見てわかる効果が少ないため、怪しく思う人も多いのではないでしょうか。
使用した人の口コミはとても参考にはなりますが、実際に自分も同じように効果を感じられるかは使用してみないとわからないのです。
ダイエット効果を目的にサプリメントを始める人は、痩せたいと強く思っている可能性が高いので、サプリメントの他にもダイエット方法を試すでしょう。なので、痩せたとしても、本当にサプリメントの効果で痩せたのかはわからないのです。
エステプロラボは怪しい?まとめ
ここまでエステプロラボが怪しい理由をご紹介してきました。
エステプロラボの愛用者は多く、素敵な取り扱いサロンもたくさんあります。
エステプロラボでは、ファスティング商品の販売時には専門知識や商品の正しい情報、酵素栄養学によるアドバイスなどを伝えています。
しっかりとカウンセリングをしてもらうことは、ファスティング成功への近道かもしれません。空腹で挫けそうになった時はエステプロラボにサポートしてもらいましょう。
ファスティングを始めるとしたら、多くの人が愛用者が多い商品を選びたいでしょう。しかし、購入のしやすさはファスティングを始める第一歩として大切なことの1つだと思います。よく行くお店や通販で購入できるものだと、ファスティング用の商品は気軽に買えて、気軽に始められるのでオススメです。