出典:公的融資・補助金・助成金の資金調達コンサルティングなら 東京中央経営株式会社
東京中央経営株式会社は、信用できる会社でしょうか?
事業資金を調達したいとき、一番重要視するのは「信頼できるところから資金を受け取りたい」ということですよね。
そこで『東京中央経営が怪しい10の理由』について調査・検討してみました。
実際に顧客の視点に立ち、提供資料などをじっくりと確認しています。
事業資金調達を考えている、あるいは東京中央経営での相談を検討している方、ぜひご一読ください!
なぜ東京中央経営株式会社は怪しいと言われるようになった?
東京中央経営の社名を検索すると、検索予測に「東京中央経営 怪しい」という文字列が出てきます。が、実際には具体的な根拠を伴う悪い評判は特になし。利用して悪い結果になったという口コミも見当たりませんでした。
会社のHPを確認しても、実績を積み重ねたきちんとした会社であることがわかります。
ではなぜ「怪しい」と検索されるようになったのでしょうか。
会社のHPを開いたときの印象として<資金調達><無料説明会><中小企業に向けて>という宣伝文句が目に飛び込んできます。
そのため、第一印象で金融会社と誤解されやすいのではと推測します。
怪しいと言われてしまう理由について、さらに詳しく確認していきましょう。
東京中央経営株式会社が怪しいと言われる理由
①『資金調達』というフレーズから、金融会社だと思われる。
東京中央経営は、中小企業を対象とした経営コンサルティング会社です。
しかしながら、『東京中央経営株式会社』という社名からは、コンサル会社だというイメージが沸かない人が多いのはないでしょうか。
東京都内の経営コンサルティング会社で言うと、<株式会社リブ・コンサルティング><株式会社IGA コンサルティング><山田コンサルティンググループ株式会社>など。
「コンサルティング」という名称が社名に含まれていることで、何の会社かすぐわかりますね。
東京中央経営は、社名にコンサルティングと付いていないので「何の会社だろう」と思われてしまいがちです。
会社のHPを開いて目に入るのは、「公的融資・助成金・補助金」「資金調達のサポート」といった言葉。
経営コンサルというよりは、事業資金の融資を目的とした金融会社ではないかと感じてしまいます。ビジネスローンなど、民間融資だと場合によっては金利が高くなりますよね。
資金繰りに慎重な経営者であれば、おのずと警戒してしまうことでしょう。
②無料説明会の開催
次にHPを閲覧していて目に飛び込んでくるのは、【資金調達したいなら、無料説明会へ】【無料説明会スケジュール】。無料説明会とは?と疑問が浮かびます。
東京中央経営は経営コンサル会社のはずですが、「何らかの集客や勧誘を目的とした無料セミナーでは?」と思わず勘ぐってしまいますね。
開催スケジュールを見ても、東京・名古屋・福岡・長崎など、東京だけでなく各地で開催されている模様。
HPをじっくりと確認すると、『皆様と直接会ってお話するため、あえて対面にこだわり、説明会を実施しております!』との文面が。
実際には、内容は率直に「資金調達について知るための説明会」。
無料説明会の参加者からは「助成金について知る機会になってよかった」という声が上がっていました。
無料説明会と聞くとネットワークビジネスの勧誘等を連想してしまうのですが、勧誘や営業を目的とした内容ではなく、安心してよさそうです。
③『中小企業を元気にする』という企業理念
『中小企業を元気にする』という経営理念を掲げていますが、なぜ中小企業を対象にしているのでしょうか。
まだ事業として安定しない中小企業にとって、資金調達の問題はそれこそ死活問題。
融資を受けたいと思って情報を探している中で、ほんの少しでも気にかかる部分があれば、思わず警戒し、必要以上に慎重になって身構えてしまうことでしょう。
「怪しい」と思われるのは、中小企業の経営者の慎重さ、警戒心からきていると考えられます。
④『やる気のある会社を応援する』とは?
東京中央経営の配信しているYouTube動画で、社長が第一声に「やる気のある会社を応援したい」と宣言していました。
加えて、「やる気のある会社を応援する」「やる気のある会社にお金が集まる」「できない言い訳をしない、できる方法を考える」という言い回しが出てきます。
経営者の考えとして「やる気」が重要というのはもっともに思えます。が、言葉だけ聞くと、どうしても昭和体質な根性論に聞こえてしまいます。会社のHPや動画でたびたび出てくる「やる気」というメッセージも、受け取る側が「胡散臭い」「怪しい」と感じる一因でしょう。
⑤資本金と従業員数が少ない
東京中央経営の会社情報を見てみましょう。
資本金1000万円、従業員数20名。
会社の規模としては大きくはないですね。
厚生労働省の各種申請手続き等にかかる区分としては、常用労働者数999~100人を<中企業>、99~10人を<小企業>に区別しています。
経営資金の融資について相談する先が信頼できるかどうか、企業として小規模なのは気になる点です。
⑥「東京中央〇〇」など、似たような社名が多い
検索欄で「東京中央」のみ入力してみてください。「東京中央 美容外科」「東京中央 郵便局」などなど、会社としての東京中央経営になかなかたどりつきません。
東京中央経営について詳しく知りたくても、社名を正しく検索しないと他の紛らわしい情報に引っかかってしまいがちです。
⑦成功事例は信じていい?
HPの事例紹介では、【最新実績206件(R5年9月更新)】とあります。
他にも会社実績(令和4年12月末)【経営革新計画:支援合格実績 5613件】など。
しかしながら、経営コンサルの実績というのは、具体的にはどのような内容で実績や成功事例としているのかはっきりわからないのです。
どのぐらいの規模の事業で、どの程度の融資や助成金を得ているのか。コンサルを利用した会社が利用してよかったという口コミや評判はあるのか。会社としての成果を信用していいのか、HPの事例紹介や支援実績の数字だけではなかなか判断しづらくなります。
そのため利用を検討していても、慎重になってしまう経営者が多くなりがちです。
⑧採用情報は?会社はブラックではないか?
会社情報を探していると、東京中央経営の求人情報が多く見つかります。
求人募集をかけているということは、入れ替わりが多く、条件の悪い雇用環境なのだろうかと勘ぐってしまいますね。
調査した中でのオフィス環境に関する口コミは、<社内が綺麗><土日祝日は完全に休み><社会貢献度の高い仕事と思う>など、満足度の高い回答が多くみられました。が、その一方で<働きやすいと感じる点はひとつもない>という辛辣な回答も。
経営コンサルタントは個人個人の力量に左右される点も多い仕事なので、繁忙期は負担が大きいのでしょう。
⑨LINEアカウントの友達登録は何が届くのか
会社のHPのトップページを閲覧したときに、ひときわ目を引くのが「一発合格マニュアルプレゼント中‼」とフレーズの入った、LINEのバナー。開くと友達登録のQRコードが出てきます。はたしてLINEの友達登録は、怪しいものではないのでしょうか。
試しに筆者のほうで今回、友達登録を申請してみました。
届いたメッセージには<登録特典のお受け取りはこちらのフォームにお名前のご記入をいただくと特典が送られます>という文面とともに、回答入力フォームのリンクが送られてきました。
加えて、無料説明会への参加を進めるメッセージも届きます。
理由②でも述べたように、無料説明会そのものは怪しいものではなく、公的融資や助成金を検討するための詳しい知識を得ることができる内容です。
それでも突然のLINE友達登録は、何も知らないままだとやはり多少身構えてしまいますし、警戒する人もいるのでは。
⑩『中小企業新事業活動促進法』とは?
会社の事業実績について調べてきた中で、特に強調されているのが「10年間返済不要の融資がある」という内容。
東京中央経営の無料説明会の中で、<中小企業新事業活動促進法>と社長が解説しています。
最大3憶の融資金が受けられる・10年間返済不要との話ですが、おいしい話には裏がありそうで、本当に信用していいか、融資について詳しくない人が聞くと警戒してしまうのも無理はありません。
東京中央経営株式会社は怪しい?まとめ
調査した結果として、東京中央経営は充分に実績があり、信頼できる会社でした。にもかかわらずなんだか怪しいと思われてしまうのは、HPの文言や企業理念の印象によるものと推測します。
経営コンサルへの相談を検討している方は、表面的な印象に左右されず、事業内容を見定めてご検討くださいね。
以上、東京中央経営が怪しいと言われる10の理由でした。