ユニセフをご存じない方はいないでしょう。
1946年に設立された子ども達に人道的支援を届けるための国連機関の一つです。
このユニセフ、どうも怪しいと思いませんか。世界中にいる貧しい子ども達へ様々なサポートをするために募金活動をしていますが、募金の使い道がわかりづらいし何年経っても広告に掲載されている写真が、痩せ細った今にも泣き出しそうな顔の小さな子ども達。本当に支援を必要としているところに募金が使われているのか、怪しく感じます。
そこで、今回はユニセフって具体的に何をしているのか、そしてなぜ怪しく感じてしまうのか順を追って説明します。直ぐに読み終わるので、最後までご覧下さい。
ユニセフを支援したい理由
支援することで喜びを感じることが出来る
現在、世界中の貧困は15億人を超えています。今日食べるものに困る、医療や教育を十分に受けられない人、特に半数は子どもともいわれており、テレビやSNSなどでその実情をみると、とても心が締め付けられます。
何かしてあげたいけど地理的に遠い上に、自分ひとりの力でなにか出来ることは殆どありません。そういう時に、ユニセフを通じて少しでも募金活動を行うことで、自分に代わりユニセフが人道的支援を行ってくれるのです。
ひとりの力は微力でも、大きな組織を動かして支援をしたという事実は、募金をすることで達成できますね。
支援を集中的に行うことが出来る
支援をしたいと思っても、自分ひとりの力ではどうにもならないほど支援が必要です。ご飯が食べたい、農作物を育てたい、水を使えるように井戸などを建設したい、必要最低限の教育を受けさせたいなど、きっとしてあげたい支援は数えきれません。
そこで、ユニセフを通じてたくさん集まった募金で、学校を作って教育を施したり、医療施設を充実させたり物資の輸送をスムーズに提供することができます。
ひとりの力ではどうすることも出来ないことでも、そこに多くの人の支援を集めるユニセフという機関があることで、大きな支援につなげることが出来ます。支援が大きく集中的に行えると、多くの子ども達を救うことができるので、募金活動をしてよかったと思えますね。
各国での税制上優遇措置がある
ユニセフへ募金をすると、実は税務上優遇措置があるんです。所得税法上、ユニセフなどの公益法人に対する寄付行為は寄付金控除の対象となります。
所得控除か税額控除を選択でき、所得控除の場合には募金額から二千円を除いた金額を寄付金控除の金額として計上し、税額控除の場合には募金額から二千円を除いた金額の40%が寄付金控除の金額となります。
一般的には税額控除の法が有利といわれており、その際には税額控除の証明書が必要となります。税制上の優遇措置を受ける際には、必ず確定申告を行わなければいけないことも忘れてはいけません。
このような税制上の優遇措置があると、それなら寄付をしてみようかなという気持ちになりますよね。
ユニセフが怪しい理由
何をしているのかが見えてこない
ユニセフが世界中の子ども達の命と権利を守るために動いていることは、紛れもない事実です。たくさんのテレビコマーシャルやSNSなどで活動を支援してほしいと訴えられたら、支援したいと思う人が多いでしょう。
しかし、実際に募金活動をしたとしても、具体的にその募金がどのように使われているのかがわかりにくいのです。
実際にユニセフはウェブサイトや各種レポートなどで活動内容を報告していますが、その報告書などを自分で検索して読まなければ活動内容がわかりません。
読んでも本当に自分の募金がその支援活動に役立ったのか、どうも紐付けが出来ず怪しいと感じてしまうのは、仕方ないことなのでしょうか。
不当な金儲けになってない??
大きな組織になればなるほど、必ずと言っていいほど不当な金儲けの手段として利用しようとする人がいますよね。
世界中の子どものために募金を集めているけれど、集めたお金全てが本当に貧困層の子ども達のために使われているのか、子ども達へ支援する過程で、不必要なお金の流れが発生しているのではないかと怪しく感じます。
これについては、日本ユニセフ協会ウェブサイトに毎年財務諸表が掲載され、その財務諸表は適切な監査により適正であると認められたものであると明記されています。
お金の流れも含め適切な監査がなされているので問題ないのですが、それでも何かあるのではないかと怪しく感じてしまうものです。
寄付金は本当に必要なところに使われている??
世界中の子ども達のためにと思い募金活動をしたものの、実際にそのお金はどのように使われているのか知っていますか。募金したもののその後の経緯は特に調べないという方もいると思いますが、折角募金活動をしたのです。
そのお金がどのように使われ、どのように世界中の子ども達を助けているか確認しましょう。ユニセフ以外にも様々な寄付金団体がいますが、中には集めた募金を本来の目的以外に使用したり、団体の運営資金などとして使用しているケースもあります。
そうなると、ユニセフも怪しいのでは・・・と感じますよね。日本ユニセフ協会では、ウェブサイトや各種レポートにて1年間の活動実績が記載されています。分野別・国別でも細かく記載されているので、是非目を通し募金活動の結果を確認してほしいです。
広告宣伝費が多いのでは
テレビやSNSなどでひっきりなしに見かけるユニセフの宣伝。あまりに頻繁に見かけるので、逆に宣伝費が多すぎるのではないかと感じる人が多いようです。
ユニセフ協会の支出内訳をみると支出のうち12%程度が広告宣伝費となっており、その金額が高いと思うのかどうかは個人差がありますが、ユニセフの募金収入の70%以上が個人からの募金です。広告宣伝により個人からの募金が更に増えると、それだけ支援する枠が広がりますよね。
広告宣伝は今後のための投資活動としての位置づけで取り組んでいるということが、日本ユニセフ協会から発表されています。
無意味な広告宣伝は経費の使いすぎとして怪しく感じますが、今後の活動のための投資であり毎年コンスタントに宣伝を行うのであれば、問題ないですね。
募金活動に対して催促?
実際に募金活動をしている人が、ユニセフの事務所から募金活動に関する催促の電話がくるという話があります。その内容は、募金額を一括ではなく毎月定額で支払ってほしい、そうすると予算を立てやすいからと説明されたようです。
また、中には増額してほしいなどの催促も。しかし、募金活動というのはあくまで善意での行動です。それをユニセフ側から催促したり自分たちの予算の都合で支払い方法を変更してほしい、募金額を増額してほしいなどいうのは、ちょっと怪しい話ですよね。
詐欺団体がいる?
ユニセフの名前で突然DMがきたり電話があり、募金活動を催促を促すことがあるという話をみかけます。これに関しては、ユニセフの名前をかたった詐欺団体が不特定多数の人を相手に募金活動と語り不当に金銭を巻き上げているとのこと。
日本ユニセフ協会のホームページにも注意喚起が掲載されていますが、実際に日本ユニセフ協会が関与していないことであっても、詐欺行為を働きかけられた人からすると、ユニセフ自体も怪しいのではないかと疑ってしまいますよね。
活動費用20%は妥当なの??
日本ユニセフ協会の財務諸表を見ると、募金総額の約20%程度が支援を広げるための広告宣伝や子どもの権利に関するアドボカシー活動等の費用として支出しています。
その金額がそもそも妥当なのか、世界中の子ども達への支援として募金をしたのに、協会の活動費用に使われるのは本来の募金としての意味があるのか、怪しく感じますね。
そこで、他の海外諸国のユニセフ団体と比較すると、日本はアメリカについで二位の支援金額であり、更には総寄付金額のうち活動費用に対する割合が最も低いことが報告されています。
募金をしても、急に支援する場所まで提供することは出来ず、具体的な支援活動になるまでに多くの時間や作業が必要です。そのために使う活動費用ならば、問題ないですよね。
親善大使へ報酬の支払いをしている??
ユニセフでは、多くの著名人を親善大使として任命しています。親善大使は世界の子どもたちが直面する問題を訴え、支援の呼びかけなどを行いユニセフの活動に協力をしています。
無報酬での活動ということですが、多忙の中ユニセフの活動を行っている親善大使の方々へ、本当に報酬を支払っていないのか、表だって支払えないだけで実は極秘に何かしらの支払いをしているのでは、と怪しんでいる人は多くいます。
親善大使であるアグネスチャンさんが大豪邸を建て、豪邸の中身などをテレビ特番で公開したことから、怪しむ人が増えたとか。この件に関して、日本ユニセフ協会は事実無根と否定。
また、アグネスチャンさんに関しては元々裕福な暮らしをしており、親善大使になる前から豪邸に住んでいるなど親善大使になったから急に金回りがよくなったわけではないので、報酬の支払いがあったとは実際の所わかりません。
しかし、豪邸に住んでいることをわざわざメディア内で発言したり取り上げると、変な憶測や怪しむ人もいますよね。親善大使であるならば、なるべく慎ましく活動した方が、変な疑いをかけられずにすむのではないでしょうか。
マンスリーサポートへの勧誘が強引
募金の為に貯めたお金を年に1度毎年寄付しているという家族からは、マンスリーサポートに切り替えるように強引に勧誘されたといった声がありました。
ユニセフ側の言い分としては「毎月定期的な寄付をして貰った方が予算を立てやすい」という理由だったそうです。子どもにお金がかかるので毎月の募金は難しいと伝えると「どこの家でもお金がかかるのは同じ」と言いながら、世界の恵まれない子供たちの事情を切々と訴えられたとのこと。
他にもショッピングセンター内で行く手を塞がれ、強引な勧誘をされた、後でネットを見て検討すると伝えても「今日ここで書いてください」と何度も言われた、舌打ちをされたなどの声もあがっています。
ここまで強引だと、勧誘している側にインセンティブがあるのではなどと疑うのも無理もないかと思われます。
ユニセフと日本ユニセフ協会の違いがわかっていない
日本ユニセフ協会について、ユニセフの名前を勝手に使用していると疑う声が多数散見されます。
日本ユニセフ協会は、国連の組織であるユニセフと協力協定を結び、ユニセフの活動を支えている民間団体です。ユニセフと協力協定を結ぶことが出来るのは各国で1つの団体のみで、日本においては日本ユニセフ協会がユニセフの唯一のパートナーと言えるでしょう。
日本ユニセフ協会ではユニセフの活動を広めるため、国内外のニュース発信や活動報告などをホームページを通して行ったり、募金活動を行ったりしています。日本ユニセフ協会が集めた募金から毎年80%以上をユニセフに拠出しており、公式な窓口とされています。
アグネス・チャンの豪邸に募金が使われているのではないか
日本ユニセフ協会元大使のアグネス・チャンさんは豪邸に住んでいる事でも有名であり、その豪邸に募金が使われているのではないかと噂されているようです。
アグネスさん宅の写真を筆者も見てみましたが、住宅そのものだけでなく調度品までも見るからに高級そうな雰囲気で統一されていました。いくら芸能人といえど、あそこまで高そうなものだけで揃えられるのかと驚いたものです。
アグネスさんの豪邸の噂について、日本ユニセフ協会の公式Webサイトには、日本ユニセフ協会に関するデマや誤情報への注意として以下のように記載されています。
「アグネス・チャンは、ユニセフ募金で家や事務所を建てた」
⇒ユニセフ親善大使のみなさまは、無償でユニセフの活動を応援してくださっています。皆さまからお預かりした募金が、アグネス・チャンさんを含むユニセフ親善大使の報酬になることは、決してございません。
募金で家を建てたのではという噂については、このようにはっきりと否定されています。
また、親善大使は無償で活動しているということも断言されました。公式Webページにて否定しなければならないくらいに噂が広まっているということだと思ってしまいますが、あの豪邸を見て怪しいと疑ってしまうのは無理もないと言えるでしょう。
世界の恵まれない子供たちのために毎月寄付しているお金が芸能人の豪邸に使用されているかもしれないと思えば気が気ではありません。
ですが、日本ユニセフ協会公式がはっきりと噂を否定していることは事実です。
また、アグネスさんは現地の厳しい環境を伝え、個人でも多額の寄付をして来られた方であり、その活動を認められたからこそユニセフ・アジア親善大使に就任したということも忘れてはなりません。
集めた募金を全額寄付していないのではないか、中抜きしているのではないか
日本ユニセフ協会は集めた募金の全額を寄付金としてユニセフ本部に拠出しているわけではなく、経費として20%以下を活動のための経費として充てているため、全額寄付しないのはおかしいと言われることがあるようです。
しかし、経費としての20%という数字は協力協定で取り決められている25%以下という基準を大きく下回っており、何ら問題はないと言えます。
募金の使い道がよくわからない
毎月寄付しているのに募金がしっかりと役立てられているのかわからない、使い道が開示されていないなどの悪い噂がありますが、日本ユニセフ協会公式ページで活動報告として開示されています。
参考:ユニセフ活動報告
自分の寄付がどのように使用されているかを確認できるため、手ごたえを感じることが出来るのではないでしょうか。栄養不良を予防するための支援や安全な飲み水の確保、支援物資などの内容が報告されています。
広報活動費・経費として募金が使われているのはおかしい
テレビを見ていると、ユニセフのCMが頻繁に流れています。寄付金をテレビCMやノベルティ等に使用するくらいなら、その分のお金を寄付に充てて欲しいという声もよく聞きます。
日本ユニセフ協会によると、集めた募金の中から毎年20%程度を募金・広報・アドボカシー活動の国内事業に充て、80%以上をユニセフ本部に拠出しています。
80%という数値は世界各国のユニセフ協会の中でもトップクラスの高い割合とのことです。CMやSNSでの広報活動を通じて寄付金を募っている以上、寄付金を集めるために必要不可欠な費用であり、積極的な広報活動をすることは有益と言えるでしょう。
参考:2022年度 日本ユニセフ協会 収支報告概要 | 日本ユニセフ協会
日本ユニセフ協会の2022年の支出内訳を見ると、ユニセフ本部へ拠出が87.1%、日本国内における募金・広報・アドボカシー活動のための事業費が12.9%となっています。
ユニセフはお金儲けをしている
各国のユニセフ協会は、ユニセフ募金のうち最大25%の範囲内で国内事業を行うと定められています。
日本ユニセフ協会の現状としては20%を大きく下回っており、なるべく抑えようという姿勢を感じますから、お金儲けに走っている訳ではないと感じられます。
また、ユニセフは活動報告として資金の動きを公開しており、透明性に重きを置いていることも感じられるでしょう。
ユニセフの活動内容がよくわからない
怪しいという人の中ではユニセフが何をしているのかよくわからないという声も上がっています。
ユニセフの主な活動内容は安全な水や衛生的環境の確保、栄養不良の子供の治療、教育プログラムの提供など多岐にわたります。
また、子どもの権利条約に定められている子どもの基本的人権の実現のためにアドボカシー(政策提言)も行っています。
ユニセフへの質問と回答
日本ユニセフ協会は、詐欺集団ですか?
質問
日本ユニセフ協会は、詐欺集団ですか?
詐欺集団でなければ、何集団ですか?日本で募金するなら赤十字もしくは直接しかないですね!
詐欺を許すな!絶対に!
回答
日本ユニセフ協会は集めた募金全額をユニセフに拠出している訳ではなく、20%弱を活動のための経費に充てているため、詐欺と言われてしまうことがあるようです。ユニセフと日本ユニセフ協会で結んでいる協力協定で定められた範囲内で経費に充てているので詐欺ではないと言えるでしょう。
日本ユニセフ協会の公式webサイトにて、日本ユニセフ協会に関するデマや誤情報への注意として以下のように記載されています。
「日本ユニセフ協会は、募金を不当にピンハネ(中抜き)している」
⇒ユニセフ協会(国内委員会)は、ユニセフ本部との「協力協定」により、募金の最大25%を各国の国内事業に充てることとされています。日本ユニセフ協会は、寄せられた寄付を少しでも多く支援活動に生かすための経費削減に日々取り組んでおり、毎年20%弱を募金・広報・アドボカシー活動の国内事業に充て、80%以上をユニセフ本部に拠出しております。80%という数値は、世界各国のユニセフ協会の中でもトップクラスの高い割合です。
アグネスチャンは日本ユニセフ協会からの報酬はどのくらいですか?
質問
アグネスチャンは日本ユニセフ協会からの報酬はどのくらいですか?
回答
日本ユニセフ協会の公式サイトで確認したところ、アグネス・チャンさんを含むユニセフ親善大使は無償で活動しているとのことです。
以下、公式Webサイトより引用。
「アグネス・チャンは、ユニセフ募金で家や事務所を建てた」
⇒ユニセフ親善大使のみなさまは、無償でユニセフの活動を応援してくださっています。皆さまからお預かりした募金が、アグネス・チャンさんを含むユニセフ親善大使の報酬になることは、決してございません。
このように、日本ユニセフ協会は、無償であるとはっきり回答しています。
黒柳徹子のユニセフとアグネスチャンのユニセフはどう違いますか?
質問
黒柳徹子のユニセフとアグネスチャンのユニセフはどう違いますか?
回答
黒柳徹子さんが親善大使を務めているのは国連のユニセフ、対してアグネス・チャンさんは日本ユニセフ協会の協会大使を務めていました。ユニセフは国連の組織で、日本ユニセフ協会はユニセフと協力協定を結び、活動している民間団体です。日本ユニセフ協会が集めた募金から80%程がユニセフに拠出されています。
ユニセフは怪しいと聞きましたが、やはりそうなんでしょうか?
質問
ユニセフと日本ユニセフは
別団体で、本当に寄付に使われているか
かなり怪しいと聞きましたが、やはりそうなんでしょうか?
回答
ユニセフと日本ユニセフ協会は別団体です。ユニセフは国連の機関、対して日本ユニセフ協会は、ユニセフと協力協定を結びユニセフの活動を支えている日本の民間団体です。ユニセフの活動を広めたり、集めた募金をユニセフに届けたりといった活動を行っています。
募金全額を寄付している訳ではなく、集めた募金の中から20%弱を活動のための経費に充てているとのことですが、それは協力協定で取り決めている25%の範囲内で行われていますから、詐欺ではないと言えるでしょう。
マンスリーサポートに参加しようと思うのですが、危ないのでしょうか?
質問
ユニセフのマンスリーサポートに参加しようと思うのですが、見たところ結構怪しいとか詐欺団体などという口コミを見かけるのですが、本当に危ないのでしょうか??
回答
日本ユニセフ協会は集めた募金全額をユニセフに本部に拠出しているわけではなく、80%程をユニセフに拠出し、20%弱を活動経費に充てています。これが怪しいと言われる原因と思われますが、この20%というのはユニセフと日本ユニセフ協会が結んでいる協力協定で定めている範囲内であり、詐欺ではないと言えるでしょう。
今日ユニセフから不快な電話がありました。
質問
今日ユニセフから不快な電話がありました。
内容は、毎月定額の募金をして欲しいということなんですが。電話をかけてきた女の人の物言いが、すごく癇に障るんです。
私は毎年12月に、子供たちが少ないおこずかいをためて出してきたお金と合わせて、3000~5000円の寄付をし続けています。その他にも学校から言ってきたときも募金をしています。
それについて彼女からお礼は言われましたが、一度にたくさん募金してくれるのも有難いけど、毎月決まった額募金してくれる方が予算が立てやすいと言われました。
まだ子供にお金がかかるから毎月の募金は厳しいと言ったら、馬鹿にしたように、どこのうちでもお金がかかるのは同じだといわれました。
私も頭にきて、「そんな言い方ないでしょう?どこの家でもお金ががかるのはおなじなんて」と言ったら、「高齢者のいる家庭もありますしね」と言われました。
気の毒な環境にいる子供たちのために、少しでもできることをしたいと思って、募金を続けてきましたが、気持ちがなえてしまいそうです。気の毒な子供たちの事情を切々と訴えられるのも、断ったらお前は人でなしだと言われているようで辛いんです。
でも、彼らのしていることは大事だし、立派だとおもいます。電話を不快だと思った私は、おかしいんでしょうか?
回答
電話口の女性の言い方について、不快と思って当然だと言えるでしょう。ただ、質問者様はユニセフの活動について立派だとも仰っているので、その女性と活動について切り離して考えてみてはいかがでしょうか。どの組織にもおかしい人、場違いな人が居るのは仕方がないことです。
「あなた方の事情にお付き合いすることは出来ないので、私はこれからも自分のペースで募金致します」とはっきり伝えてしまっても良いのではないでしょうか。
寄付したお金は本当にちゃんと使われているのでしょうか?
質問
ユニセフなど国際的な機関に寄付したお金は本当にちゃんと使われているのでしょうか?
以前中国で地震があった時さ寄付れたお金の半分が政府の使用する高級車の購入に使われたとゆう事を知ってびっくりしました
僕も何回か寄付しているのですが心配になって質問しました。
ご回答待ってます。
回答
募金の全額が目的の為に使用されているかというと、違います。ユニセフと日本ユニセフ協会の間の協力協定では、募金の最大25%までは経費として使用してよい決まりになっています。実際は20%弱を経費、80%をユニセフへの拠出として使用しているようです。
ユニセフは怪しい?まとめ
いかがでしたでしょうか。ユニセフに関して支援したくなる点と怪しく感じてしまう点を説明しました。
ユニセフの活動は調べれば調べるほど素晴らしい活動内容で、その活動が出来るのはひとりひとりの募金による支援があるからこそです。にもかかわらず、ユニセフの活動や団体そのものが怪しく感じてしまうのは、活動報告を掲載していても支援者側があまり確認しない、詐欺団体がいる、宣伝している内容が何十年も同じ内容で支援できているのか不透明に感じるなどが挙げられました。
また、親善大使への報酬に関しても否定しているものの、怪しいと思う人は少なからずいます。そこで、ユニセフの活動内容や具体的な支援内容をウェブサイトの掲載で留めず広告に流したりすることで認知を広げたり、親善大使として活動する著名人についてはその期間中怪しいと思われないような活動を促すなどの対策をすべきではないでしょうか。
多くの人が少しでも支援をしたいと思えるような団体になると、その先に世界中で支援を待っている子ども達をより多く救うことが出来るのではないかと思います。これからも支援活動に期待したいですね。